昨今、電気代やガス代など光熱費の値上がりラッシュが続いています。暖房をつける時期は月の光熱費がいくらかかってしまうのか気になるもの。南北に長い日本なので地域による差はありますが、冷房よりも暖房のほうが使う期間が長く、そのぶん電気代をはじめとする光熱費もかかってしまう傾向があります。 そんな中、注目を集めているのが「湯たんぽ」です。お湯を使うだけのエコな暖房グッズ「湯たんぽ」。自分だけでなく、大切なペットや赤ちゃんまで使うことができるあったかアイテムです。冷え性の人の中には「手放せない!」と愛用されている方もいらっしゃるはず。
「湯たんぽ」というと丸くて固い昔ながらの形を思い浮かべる方も少なくないと思いますが、今では充電式のものや電子レンジに対応したもの、可愛らしいもの、柔らかいものなど素材や形もさまざま。逆に、どれを選んだら良いのか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は、湯たんぽの選び方やおすすめの商品をご紹介します。
おすすめの商品をまずはご紹介
クロッツ やわらか湯たんぽ ショートブーツタイプ

個人的に使っていて一番しっくりくる湯たんぽです。価格は他の湯たんぽに比べて少々お高めですが、素材にこだわりが。ウェットスーツに使われる素材で作られており、柔らかな肌触りとフィット感が抜群です。 このタイプ以外にもさまざまな形が販売されており、温めたい部位に合わせて選ぶことができます。履きながら歩くこともできるので、足元が冷えるという冷え性の方に特におすすめしたい湯たんぽです。
クロッツ やわらか湯たんぽ 首用タイプ

クロッツやわらか湯たんぽシリーズの首用タイプ。首回りの寒さや冷えが気になる方におすすめです。ショートブーツタイプと同じくウェットスーツ素材で作られており、首回りにしっくりフィットします。複雑な形なのでパーツが手縫いされており価格は少々お高め。カーブした形が首だけでなく、座ったときの膝上にもちょうどよく、乗せるとお腹も温めることができます。
尾上製作所 ONOE トタン湯たんぽ MY-7204

丈夫なトタン製で、ほどよい温かさをキープ 本体材質に丈夫な亜鉛鉄板を採用し、熱くなりすぎずにほどよい温かさを保ち、冷えた体を温めてくれます。固めなので、就寝時に足元を温めるのに使うのがおすすめです。SGマークがついており、手頃な価格ながらも安全面にも配慮した作りです。沸騰したお湯を入れるだけなので、一酸化炭素中毒の心配もありません。
アイスジャパン 湯たロン

電子レンジで温めて使うタイプで、繰り返し使えます。中材にポリエチレングリコール天然増粘剤を使用しており、600W以下の電子レンジで4分加熱するだけで、約42度の温度を8時間ほど保てる優秀さ。 熱々ではありませんが体温より高い温度を保つことができ、布団の中にも安心して入れておけます。湯たんぽを試してみたい方や、お湯を入れる手間を省きたい方におすすめです。
尾上製作所 ONOE ゴム湯たんぽ 2Lカバー付 MY-422

天然ゴム製の本体と、ポリエステルのカバーがセットになった商品。容量が2Lとたっぷり入る分お湯が冷めにくく、大きめサイズなので体を広範囲で温められます。安全な商品を示す、SGマークを取得済みです。 カバーは取り外して洗濯でき、いつも清潔に使用できます。コンパクトサイズに折りたためるので、使用しない時は収納場所を取らないのもうれしいポイントです。
湯たんぽとは
「湯たんぽ」は、体を温めるためにお湯を入れて使われる容器のことで、漢字では「湯湯婆」と書きます。中国の唐の時代に、日本に入ってきたといわれている古くから親しまれてきたあったかグッズ。 寒い日も身体を優しく温めてくれます。湯たんぽは、容器にお湯を入れるなどして温めたあとは、電気もガスも使わないというエコな暖房器具の1つです。

湯たんぽのメリットは?
湯たんぽのメリットは、なんといってもコストパフォーマンスの優秀さです。本体の価格は幅があるものの手頃な商品が多く、買い求めやすいといえます。さらにお湯を入れるだけだったり、中の液体を温めるだけだったりと、ランニングコストも最小限なためお財布に優しい暖房器具なのです。 また、じんわりと柔らかな温かさも特徴的。使用時に室内の空気を乾燥させることもないため、暖房による肌や喉の乾燥が気になる方にもおすすめです。 持ち運びもできるので、リビングや寝室など場所を選ばず使えるほか、秋冬の時期のキャンプやスポーツ観戦など、屋外レジャーでの防寒対策にも役立ちます。
湯たんぽの種類と選び方
湯たんぽは、今ではさまざまな素材で作られています。素材によって加熱方法や保温できる時間などが異なるため迷ってしまうこともあるでしょう。使用用途や目的に合わせて自分に合ったものを選んでくださいね!
金属や陶器製:温かさの持続力が高い
金属や陶器の湯たんぽは、沸かしたお湯を入れて使います。金属製のものの中には、水を注いで直火で温められる商品もありますが、カバーに入れるときなどに火傷をしやすいためお湯を入れて使う人の方が多いでしょう。 金属製・陶器製はともに保温力が高く、夜に入れたお湯が翌朝になってもある程度温かさを保っているのが特徴です。毎回お湯を沸かして入れるのが面倒に感じることもあるため、電気ケトルなどお湯がすぐ沸く環境があると便利です。 注意点としては、金属製はシーズン終わりにしっかり乾燥させないと中が錆びてしまうので気をつけて下さい。また、陶器製は、お湯を入れる際や持ち運ぶ際に落として割らないように注意が必要です。
ポリエチレン製:軽量で持ち運びやすい
ポリエチレン製の湯たんぽも、中にお湯を入れて使います。金属や陶器の湯たんぽに比べると保温性は劣りますが、軽くて扱いやすいのが特徴です。 就寝時の足冷え対策や、日中ひざの上に乗せて暖をとるといった軽めの使い方であれば、十分役に立ちます。価格が比較的安いので、湯たんぽを試してみたい方にもおすすめです。
ゴム製:柔らかさがGOOD
ゴム製の湯たんぽも中にお湯を入れて使うタイプです。ポリエチレン製と同じく、保温性は金属や陶器の湯たんぽに軍配が上がりますが、何より柔らかく、体にフィットしやすいのが特徴です。 金属製や陶器製、ポリエチレン製のゴツゴツとした固い使い心地が気になるという方や、お腹や背中にフィットさせたいという方は、柔らかな使い心地のゴム製がおすすめです。 ただし、商品によっては耐熱温度が低く設定されているものも。使用前に必ず確認してから使いましょう。また、自立させることができないので、お湯を入れにくいというのは考慮しておくべきです。
充電式:お湯を沸かす手間がない
近年、流行っているのが、中に蓄熱液が入っている充電式の湯たんぽです。製品によって異なりますが、AC電源やUSB電源で20分ほど充電すれば、6~8時間ほど温かい状態を保てます。 水が漏れる心配や、中の水を替える手間は必要ありませんが、十分に温まるまで時間がかかる傾向にあります。とはいえ、安全機能によって充電しっ放しにもできないため、使おうと思ってから実際に使えるまでに時間のブランクがあります。数十分かかる商品もあるので、商品を購入する際に充電に必要な時間をチェックするようにしましょう。
電子レンジ式:スイッチひとつで手軽に使える
手軽に使いたい人には電子レンジ対応のものがおすすめ。電子レンジ式は、レンジで温めるだけで使用できるため、お湯を沸かす手間もかかりません。 ただし、電子レンジの特性上、均一に温まらない場合があるので、数回に分けて温めないと全体が均等に温まらない場合も。一部だけ過剰に熱くならないように注意が必要です。また、使用回数が限られているものが多く、数年経たずして買い替えが必要な場合もあるので、事前に確認しておくのがベターです。
湯たんぽの使い方、ポイントは?
次に、湯たんぽを安全に、効果的に使うためのポイントを紹介します。

使い方① 沸騰直後から少し冷ましたお湯を使う
沸騰直後の熱いお湯を入れると変形してしまう可能性があります。お湯を入れて使うタイプのものは、一般的にポリエチレン製であれば70度前後、金属や陶器であれば70~90度のお湯を入れて使いましょう。温度計で計りながらお湯を沸かすのは少々手間なので、いったん沸騰させたお湯に水を加えて、湯たんぽに入れられる温度まで下げるほうが簡単です。 湯たんぽの口よりもやかんやケトルの口の方が大きい場合は、じょうごなどの道具があるとこぼさずに入れることができるでしょう。
使い方② カバーをつけ本体を肌に直接触れさせない
お湯を入れたばかりで熱々の湯たんぽが直接肌にあたると熱すぎる場合があります。また、心地よいと感じる温度の湯たんぽでも、長時間にわたって身体の同じ部分に触れることで低温やけどにつながる場合があります。そのため、湯たんぽにはカバーをつけて使いましょう。 肌あたりも優しくなるうえ、好きなデザインのカバーを選ぶことで使うたびにテンションも上がりますよね。
使い方③ シーズンが終わったらしっかりと水を抜く
お湯を入れるタイプの湯たんぽは、日々の使用シーンでも使わない時間はなるべく水分を蒸発させるようにしましょう。また、シーズンが終わったら必ず水を抜いて乾かす必要があります。水が残ったまま保管しておくと、内部にカビが生えたり、金属製のものは中がサビだらけになったりするためです。 水を抜いたあとは、数日程度ふたを開けた状態で風通しのよい場所に置き、中を完全に乾かしてから片付けるようにしましょう。
「寒い!」を乗り切るためのおすすめ湯たんぽを再度紹介
クロッツ やわらか湯たんぽ ショートブーツタイプ
個人的に使っていて一番しっくりくる湯たんぽです。価格は他の湯たんぽに比べて少々お高めですが、素材にこだわりが。ウェットスーツに使われる素材で作られており、柔らかな肌触りとフィット感が抜群です。 このタイプ以外にもさまざまな形が販売されており、温めたい部位に合わせて選ぶことができます。

クロッツ やわらか湯たんぽ 首用タイプ
クロッツやわらか湯たんぽシリーズの首用タイプ。首回りの寒さが気になる方におすすめです。ショートブーツタイプと同じくウェットスーツ素材で作られており、首回りにしっくりフィットします。複雑な形なのでパーツが手縫いされており価格は少々お高め。カーブした形が首だけでなく、座ったときの膝上にもちょうどよく、乗せるとお腹も温めることができます。

尾上製作所 ONOE トタン湯たんぽ MY-7204
丈夫なトタン製で、ほどよい温かさをキープ 本体材質に丈夫な亜鉛鉄板を採用し、熱くなりすぎずにほどよい温かさを保ちます。SGマークがついており、手頃な価格ながらも安全面にも配慮した作りです。沸騰したお湯を入れるだけなので、一酸化炭素中毒の心配もありません。

アイスジャパン 湯たロン
電子レンジで温めて使うタイプで、繰り返し使えます。中材にポリエチレングリコール天然増粘剤を使用しており、600W以下の電子レンジで4分加熱するだけで、約42度の温度を8時間ほど保てる優秀さ。 熱々ではありませんが体温より高い温度を保つことができ、布団の中にも安心して入れておけます。湯たんぽを試してみたい方や、お湯を入れる手間を省きたい方におすすめです。

尾上製作所 ONOE ゴム湯たんぽ 2Lカバー付 MY-422
天然ゴム製の本体と、ポリエステルのカバーがセットになった商品。容量が2Lとたっぷり入る分お湯が冷めにくく、大きめサイズなので体を広範囲で温められます。安全な商品を示す、SGマークを取得済みです。 カバーは取り外して洗濯でき、いつも清潔に使用できます。コンパクトサイズに折りたためるので、使用しない時は収納場所を取らないのもうれしいポイントです。

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