冷えがつらくなるアラフォーと「腹巻きパンツ」にたどり着いた理由
アラフォーになってから、「とにかく冷える」「お腹が冷えて眠れない」「体が温まりにくい」と感じることが増えてきました。
昔は平気だった薄着や冷房が、今は地味につらい…。そんな変化、ありませんか?
調べてみると、年齢とともに筋肉量が減ったり、自律神経が乱れやすくなったりして、冷えを感じやすくなるそうです。とはいえ、運動や生活改善をいきなり完璧にやるのは正直ハードル高め。
そこで試してみたのが「腹巻きパンツ」でした。
腹巻きとパンツが一体になっているので、はくだけでお腹・腰・お尻までまとめて温められるのが魅力です。
実際に使ってみると、想像以上に差があってびっくり。
「これは気持ちいい」「これはちょっと合わないかも」と、体感はかなり違いました。
この記事では、冷え性気味のアラフォーが実際に使って比較した
・SOWAN
・GUNZE
・ワークマン
・スリーコインズ
の腹巻きパンツ4種類を、正直ベースで紹介していきます。
腹巻きパンツ選びで失敗しやすいポイント(体験から)
腹巻きパンツって、どこに違いが出るのか?
ネットを見ると、値段も素材もさまざま。
正直、洗い替えも含めたら1枚2,000円台までにおさめたい。でも「失敗はしたくない」と検索しまくって、ネットや店舗でいくつか購入。
実際に使ってみて、「ここが違うのか…!」と思ったポイントがいくつかあります。
まず一番大きいのが素材。
化繊が多いものは暖かい反面、ムレやすかったり、肌がかゆくなったりすることもありました。逆にシルク混や綿ベースは、温度がこもりすぎず快適に感じやすい印象です。
次に大事なのが締めつけ感。
ウエストや全体的な締めつけ感があると、それだけで疲れるし、結局履かなくなります。
「ずり落ちない」と「苦しくない」のバランスがかなり重要でした。
あとは丈感。
お腹だけ温めたい人もいれば、太ももまで包みたい人もいます。
5分丈・ショート丈・ロング寄りなど、意外と違いがあるので要チェックです。
最後に意外と盲点なのが洗濯と耐久性。
毎日使うものだから、毛玉ができにくいか、洗濯でヘタらないかも大事。
「気に入ってるけど扱いが面倒」だと、続かなくなりがちです。
このあたりを踏まえて、次から実際の商品レビューに入ります。
比較レビュー① SOWANとGUNZEを正直レビュー
まずは「ちゃんと体をいたわりたい派」に人気の2つから。
■ SOWAN(ソワン)もっちりシルク腹巻パンツ

最初にレビューなどを見て気になったのが、「中川政七商店」の裏シルクの無縫製腹巻きパンツ。でも、1枚4,950円で、洗い替えも含めると1万超えるな…と躊躇。
似たようなのを探してたどり着いたのが、SOWANの「もっちりシルク腹巻きパンツ」でした。
これは名前の通り、肌ざわりのやさしさが一番印象的。
もっちりしていて、チクチクしない。お腹に当たる感じがとても柔らかいです。
シルク混なので、じんわり温かいけどムレにくく、長時間はいても不快感が少なめ。
腹巻き部分の長さは、胸下のあたりまであって安心の設計です。
冷えやすいけど敏感肌気味、という人にはかなり相性がいいと思います。
その分、価格は1,815円と、今回紹介する中ではやや高めですが、とはいえアンダー2,000円!
お腹部分の長さといい、質感といい、今回紹介する4つの中では一番おすすめしたい商品でした。
■ GUNZE キレイラボ 温巡(腹巻付きインナー)

こちらは「安心のグンゼ」という印象そのまま。
無縫製なので縫い目のゴロつきがなく、履いたときのストレスが少ないです。
薄いのに暖かさはしっかりあり、腹巻き部分の長さも◎。外側に響きにくいのでインナーとしても使いやすいところはさすがグンゼ。
5分丈なので太もも上までカバーできるのも安心感があります。
ただし、ピッタリ感が私にはちょっとだけキツめに感じられてしまい。一日中は履けないかなという感じです。(完全に自分の体型のせい)
肌当たり・機能・耐久性のバランスは良いので、冷え対策を生活に組み込みたい人向けだと感じました。
比較レビュー② ワークマン・スリーコインズの実力は?
続いて、価格重視・気軽さ重視で選ばれやすい2つです。
■ ワークマン WARMOCO もこもこウエストウォーマー

まず、暖かさはかなり強めです。
もこもこ素材で、冬の底冷え対策には頼もしい存在。
ただし、分厚さはあります。
外出用というより「家で過ごす用」「寝る前用」という印象。
動きやすさより保温力を優先したい人には向いています。
あと、SOWANやグンゼに比べて、腹巻き部分の長さは短めです。
店員さんに、「腹巻き部分の長さは?」って聞いたけど、明確な答えはなかったのでとりあえず安いしで買った一品。腹巻き部分はウエストくらいまでで、正直SOWANを履いた後だと短く感じます。
価格を考えるとコスパはかなり良く、「とにかく冷えを何とかしたい日」に助けられるアイテムです。
■ スリーコインズ ぬくもりあったか腹巻パンツ

手に取りやすさはさすが3COINS。
価格もデザインもライトで、「試してみたい」人にはちょうどいい存在です。
暖かさはほどほどで、正直かなり寒い日には少し物足りないかもしれません。
でも、生地が軽くてラクなので「冷え予防の入口」としては十分。
洗い替え用や、まず1枚試したい人には向いています。
結局どれが向いてる?タイプ別おすすめまとめ
実際に使ってみて、私にはこれがあってるなって感じるものがありますが、「正解は人によって違う」と思うので、ここでは目的別にまとめます。
・肌へのやさしさ重視/冷えやすい体質
→ SOWAN(シルクの心地よさが強い)
・外側への響きにくさ重視
→ GUNZE(薄いのにあったかい)
・とにかく暖かさ重視/家用
→ ワークマン(保温力が高い)
・まず試したい/コスパ重視
→ スリーコインズ(気軽に始めやすい)
次は、SOWANの5分丈を買ってみたいなと思う今日この頃。
まとめ|腹巻きパンツは「がんばらない冷え対策」の第一歩。自分に合う1枚を見つけよう
冷え対策というと、つい食事や運動を頑張ろうとしてしまいますが、アラフォーになると「がんばらない工夫」もかなり大事だと感じます。
腹巻きパンツは、はくだけでお腹まわりを温めてくれるシンプルなアイテム。
でも、素材・丈・締めつけ感によって、快適さはかなり違います。
今回比較した
・SOWAN
・GUNZE
・ワークマン
・スリーコインズ
は、それぞれ良さの方向性が違うので、ライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
「冷えがつらいけど、何から始めたらいいかわからない」
そんなときの最初の一歩として、腹巻きパンツはかなりハードルが低くて続けやすい存在。
無理なく、ゆるく、体をいたわる。
そんな習慣のひとつとして、参考になればうれしいです。


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