「麹水」ってご存知ですか? その名の通り、水に麹を入れるだけで作る麹水。 麹に含まれる栄養素が溶け出しており、健康・美容効果がとても高いと言われています。 しかも、本当に麹を水に入れて待つだけ。簡単につくれるので、めんどくさがりな私でも続けることができています。 忙しい人にもおすすめ。
とはいえ、麹水って、肌感ではあまりメジャーじゃない気がするんですよね。 「麹水の作り方は?」 「麹水って本当に効果があるの?」 「甘酒と何が違うの?」 こんなことが知りたいかたも多いのではないでしょうか。 そこで今回は、麹水のつくりかたや麹水の効果など、詳しく解説していきます。 実際に麹水をつかっている人の生の声も集めてみたので、これから麹水を始めようか迷っているあなたも、疑問がスッキリ解決しますよ♪

美容と健康に嬉しい!麹水に含まれる栄養素とその効果
同じような麹を使った飲料で、ここ数年不動の地位を築いているのが「甘酒」ですね。 飲む点滴と呼ばれブームとなった甘酒は、栄養素が豊富。甘酒ほどの知名度はありませんが、麹水も栄養満点のスぺシャルドリンクなのです。
その豊富に含まれる栄養の効果は… ダイエット 美肌 美髪 疲労回復 下痢・便秘予防改善 精神安定 貧血予防 血圧抑制 骨粗鬆症予防 抗がん 抗炎症 糖尿病予防 動脈硬化予防 当てはまらない人はいないんじゃないかってほどさまざまな面に効果が期待できます。 ではなぜ、麹水はこれほどの効果を持つのでしょうか。発酵食品である米麹を使った「麹水」。麹水に含まれるビタミンB群やミネラル成分、消化酵素に効果の秘密が隠されています。
ビタミンB群
麹水に含まれるビタミンB群(ビタミンB1やB6、B12など)は、疲労回復効果、精神安定作用、貧血予防効果、美肌効果、美髪効果、代謝促進効果があると言われている栄養素です。
代謝促進効果により、糖質や脂質の分解が助けられるので、ダイエット効果が期待できるのです。 このほかにも麹水には、ビタミンK、ビタミンEなどのビタミンが含まれています。これらのビタミンにも、体内の代謝を促進する効果や、美肌効果があると言われています。
ミネラル成分
麹水には、カルシウム、マグネシウム、鉄、カリウム、亜鉛、セレンなどのミネラル成分が多く含まれています。 これらのミネラル成分は、骨や歯の健康を保つはたらき、血圧を下げるはたらき、骨粗相症予防、抗炎症作用、疲労回復効果があると言われています。
消化酵素
麹水には、炭水化物をブドウ糖に分解するアミラーゼ、たんぱく質をアミノ酸に分解するプロテアーゼ、脂肪を脂肪酸に分解するリパーゼなど、実に30種類以上の酵素が含まれています。 そのため、麹水には、アミノ酸が豊富といえます。
アミノ酸は、筋肉をつくったり、肌や髪の健康を維持する大切な役割があります。 また、麹水に含まれる酵素によってオリゴ糖がつくられると、腸内の善玉菌が増えるのです。 善玉菌が増えることによって、腸内環境がよくなると、便秘や下痢の解消につながりますね!
また、消化酵素により糖質や脂質の分解が促進されると、血糖値やコレステロール値、中性脂肪値の抑制にも効果が期待できます。 そのため、糖尿病や動脈硬化の予防に役立つのです。
入れて待つだけ!麹水の作り方
では、この麹水、一体どのようにして作るのでしょうか。 驚くほど簡単なのでビックリしないでくださいね。笑

麹水の材料
米麹(生でも乾燥でも) | 100g |
水 | 500cc |
お茶パック | 1~2枚 |
ボトル | 1本 |
お茶パックは、市販の緑茶などを入れるパックです。
お茶用だと100g入らないので、50gずつ入れると作りやすいです。 出汁用の大きいサイズだと100gが一気に入ります。
ボトルは、米麹と水が入るサイズであればOK。私は1リットル程度入るお茶用のボトル(麦茶ポットっていうんですかね?)に入れて作っています。
米麹は板状のもの、パラパラとほぐされている乾燥タイプ、生麹タイプのどれを使っても大丈夫です。 米麹は2〜3回くり返してつかうことができます。
1日500ccの麹水を飲むとしたら、1ヶ月あたり15,000cc。
15,000ccの麹水をつくるのに必要な米麹の量は3,000g÷3(3回くり返しつかう)=1,000g
買うところによりますが、私は1kg1000円程度で購入しました。 ということは、1ヶ月毎日麹水を飲み続けても1000円程度しかかかりません。 めちゃくちゃコスパがいい!
麹水のつくり方
材料が準備できたら、さっそく麹水をつくってみましょう。
1)お茶パックに米麹100gを入れる
2)米麹を入れたお茶パックをボトルに入れる
3)水をボトルに入れる
4)冷蔵庫にボトルを入れて8時間以上おく
5)完成
測って、入れて、待つ、脅威すぎるくらい簡単な3ステップ!
私は、都度米麹をパックに入れるのが面倒なので(←極度のめんどくさがり)、米麹の袋を開けるときに、一気に全部お茶パックに入れてしまい、数日で使わない分は冷凍しています。
つくった麹水は、冷蔵庫で保存し、3日以内に飲みきるのがベター。 お茶パックに入れた米麹は、2〜3回くり返してつかうことが可能です。 麹水パックをくり返し使うと、1回目と2回目、3回目で味が変わります。
1回目に比べ麹水の味が薄くなってきてしまったり、麹水から酸っぱい匂いがしたりする場合ががあります。 発酵が進んでくるとこのような変化が起こりますが、効果には問題ありません。 基本的には飲んでも大丈夫です。
ただし、保存状態などにもよるので、酸っぱい匂いが強い場合や明らかにダメになっているのがわかる場合は飲むのを避けてくださいね。
余った麹の活用法は↓こちらの記事をご参考ください!
麹水は本当に効果があるの?甘酒との違いや飲んだ感想
「麹水っておいしいの?」 「簡単に作れて効果があるなんて、いいことばっかり聞くけど、本当はデメリットもあるんでしょ?」 「甘酒であまり効果を実感しなかったけど、何が違うの?」 「実際に飲んでいる人は効果を感じてるの?」 ここまで、いいことを中心にお伝えしてきたので、ここからは、麹水のデメリットとなる面や甘酒との違いなど、本当に効果があるのか?という部分にフォーカスして見ていきましょう。
麹水にデメリットはあるのか?
麹水はメリットがたくさんある飲み物ですが、デメリットもないわけではありません。
一つに、カビに対するアレルギーを持っている方は避けた方が良いかもしれません。
麹そのものは、言ってしまえばカビの一種です。 そのため、カビに対するアレルギーが反応する可能性があります。 気になる方は、医師に相談するなどして判断してくださいね。
二つ目は、これは好みの問題かもしれません。 味わいの面です。 水出しであるがゆえに、甘さも少なく「美味しい!」というほどの味わいはないかもしれません。 少し酸味を感じる部分もあるので好みが分かれると思います。
甘酒はしっかりブドウ糖に分解しているので甘みが強いのですが、それと比較するとかなりさっぱりと言えます。 私も最初は物足りない感じがしましたが、2巡目くらいから麹水のほんのり甘く、さっぱりした味に慣れてきました。 主張が少ないので、お水を飲む感覚で置き換えて飲んだりしてます。
三つ目に、冷蔵保存が必要な点です。 夏場は冷えた飲み物を飲む機会も多いので何とも思わないのですが、冬場は冷たい飲み物に抵抗がある人もいらっしゃるはず。 米麹に含まれる麹菌は、70℃近くになると、酵素を出す働きが失活すると言われています。
そのため、温めるときに温度を上げすぎたりすると、酵素の効果が失われてしまいます。 冬は寒くて飲めない!という方は、お湯で割るなどして、温度を上げすぎない程度に温めて飲んでみてください。
ダイエットなら断然、麹水!麹水と甘酒の違いとは?
もし、ダイエット効果を期待して飲むのであれば、甘酒より麹水の方が向いていると言えます。 その理由は、麹水の方が甘酒よりブドウ糖が少ないからです。
麹水も甘酒も、もともとの原料は米麹と水。 ただし、作り方は大きく違います。 麹水は米麹を水に漬けておくだけなのに対し、甘酒はじっくり保温して米麹のブドウ糖を引き出します。 そのため、麹水は甘酒に比べて含まれるブドウ糖が少ないのです。 甘さはそのままカロリーと直結します。 甘さが控えめな分、甘酒のようなエネルギー補給効果はあまりありません。
一方で、しっかりと甘い甘酒。 甘酒はそのブドウ糖により、摂取量が多いと血糖値が上がってしまいます。 その結果、飲みすぎや飲むタイミングによって余計なカロリーとなり、期待したダイエット効果が出ないばかりか、逆に太ってしまう場合もあります。
「美容とダイエットのために甘酒を試してみたけど、あまり痩せてる気はしない・・・。」 という人は、ぜひ一度麹水を試してみてください。 甘酒の美容効果をそのままに、太りやすい体質の方でも麹パワーを実感することができるでしょう。
コスパ抜群!だから続けられる
また、甘酒よりもコストがかかりにくいのもポイント。 作るのに手間がかかる甘酒は、買うと安くはない一品です。 一方、麹水は水につけて置くだけなので簡単に手作りできます。
しかも、甘酒作りで手間に感じる、保温やかき混ぜる工程もありません。 また、先にも紹介した通り、米麹は2〜3回くり返してつかうことができます。 1ヶ月毎日麹水を飲み続けても1000円程度(米麹の価格によります)しかかかりません。 これで上記のような効果効能が期待できるならめちゃくちゃ良くないでしょうか?! コスト面が気になって甘酒が続かなかった方にも継続しやすいのではと。

発酵食品の「麹水」で手軽に栄養補給
今回は、まだまだ知名度の低い「麹水」について期待できる効果やつくり方、デメリットについて紹介しました。 発酵食品である米麹を使った「麹水」。同じく米麹を使った「甘酒」と比べると、ちょっと甘みが控えめ。 なので、本当に米麹の栄養が摂れているんだろうかと不安になるかもしれません。 しかし、麹水は、血糖値を上げることなく麹の力を体感することができる飲み物です。 米麹の栄養が摂りたいけど、甘酒は続かなかった…という方は、ぜひ一度試してみてください!
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